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湯の沢温泉「森の四季」日記

北海道日高山脈・夕張山地・大雪山系十勝連峰に囲まれる占冠村、かっては「陸の孤島」とよばれた村のさらに山の中にある一軒宿、湯の沢温泉、四季折々の自然景観や野生動物、山菜などワイルドライフをご紹介します。

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猟師の目で森を行く 

狩猟に学ぶマニアックなツアーを企画するため、ハンターのU氏とともに
森へ入る。
U氏はヒグマや野生動物の研究、狩猟では忍び猟を得意とする
実直で論理的思考の人物である。
猟師

右肩にライフル胸には双眼鏡、左右の腰には鉈とカウンターアソールト(熊スプレー)
キスリングにはロープなど必要最低限の装備と輪かんじき。

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簡単な打ち合わせをして野生動物の痕跡を探し沢沿いの森を行く
森の中にはエゾユキウサギの足跡が・・・たどってゆくと何かの気配を
感じたのだろうか、真っ直ぐ進んでいた足跡が立ち止まり、一挙に直角に横っ飛びしている。
周りには天敵のキタキツネの足跡が・・・危険を感じたのだろう。
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一本のトドマツにヒグマの爪痕が生々しくついている。
近寄ってみるとコクワの実を食べるために何度も上り下りを繰り返した
爪痕がびっしりとついている。
熊が木に登る理由は3パターンほど「驚いて、遊びで、食べ物を求めて」
などである。
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冬眠中の雪山のどこかで私たちの雪を踏みしる足音を聞いているかもしれない。

エゾシカの2~3日前の足跡と樹皮食いの跡を発見した。
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エゾシカの食害による林業、農業被害が深刻化している。

少し進んだ沢沿いの土手にも笹を食べた食痕を見つけた。
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スパット噛みちぎられているのでエゾシカだとわかる。

真新しいエゾシカの足痕を見つけた。
近づいている、近くにいる。
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新しいの足痕を追跡してまもなく「あっ!」「シカだ!」
50メートルほど目の前を横切り、2頭が沢沿いを白い尻毛をパット開いて大きく
飛び跳ねるように森の奥へ逃げてゆく・・・しまった、もう少し慎重に行動すれば・・・
悔いがの残る・・・
シカがいたはずの場所へ今まで食べていただろう樹皮食いの跡が
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ハルニレだろうか綺麗に樹皮を剥がしながら食べている、樹皮を剥がれた後には
歯の跡もついている。
その下には糞がバラバラ、今までの痕跡からこの辺を餌場にしているようだ。
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すぐにシカの痕を追う。
雪をかき分け後を追う。
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バサッバサッとジャンプした跡が2頭だとわかる。
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凍った川の上を走っている。
冬は足跡が雪の上に残るので追跡しやすい。
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突然、足跡が2つに分かれた・・・1頭は川沿いに、もう1頭は林道に上がっている
林道沿いの足あとはどうやら小鹿らしく足跡が小さい、そして急に足跡が乱れている。
親を探しているかのよう、不安げな足跡だ・・・
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一旦立ち止まった足跡がまた動き出している。
その先で足跡が2頭合流した。
合流した直後親の足跡の方を見ると「血痕だ」
IMGP0764.jpg
川を走るときにでも怪我したのだろう。
野生の世界ではこのようなことが多く起きているのだろう。
足跡は2頭揃って山奥へ続いている。
警戒感は薄らいだようでゆっくりと歩いている。
追いつけるかもしれない・・・現在地を地図で確認するとシカを追てから1kmも来ている
日没時間は16:30引き返すのに1時間は必要だ。
何より怪我をした親子のシカを深追いする気にはなれない。

帰り道はエゾモモンガの巣穴を探しながらU氏と狩猟に対する考え方や
対峙する事とはなどその話は感心するばかりであった。

ん!後ろを振り返るといつも最後尾で私たちの行動を見ていたN氏がしゃがみこんでいる
スノーシューのベルトが切れている。
山の中ではこの手のアクシデントやトラブルは予測して置かないと命に関わる
細引きロープで補強し事なきをえ、帰途につく

短い時間だったけどワイルドライフを満喫し有意義な時間と下見となった。
冬の森は静かでいいなー
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冬のかなやま湖 

湯の沢温泉から富良野方面へ金山峠の馬鹿曲がりを下り
金山の市街地から幾寅方面へ約30分で金山湖畔に到着です。
かなやま湖はイトウの生息地として釣り人に人気のスポット
として有名ですが、日本離れした景観は一年を通して楽しめる
ところですが、今は冬の魅力の一つ「ワカサギ釣り」が正月から
始まっています。
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まだ水深が深く釣果はイマイチとのことこれから3月にかけて
釣れ始め楽しみです。
景観として私が好きなスポットをご紹介します。

湖面に浮かぶように並ぶ二本のトドマツ
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根室本線の鉄橋
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今日はノスタルジックな印象でした。
季節や気候によって毎日違う姿を楽しましてくれますよ。

そして今日もエゾ鹿を発見
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湖面の奥林縁に三頭の若い鹿が・・・何をしているのだろう・・・
2頭が頭を下げお互いの角で押し相撲のように押し合っています。
最初は牝の取り合い?と思ったのですが10分ほどすると、押し相撲
に負けた一頭が森のなかへおずおずと入ってゆくと、それを見ていた
もう一頭が勝った牡に挑戦してゆきました。
繁殖期でもないので力の試し合いでしょうか?

冬のドライブは天候に左右されなかなか野外に出る気にはなれませんが
一歩外に出ると様々なドラマが待ち構えています。
雪道をゆっくりと走ってみるのも楽しいですよ・・・

そのあとは薪で炊いている湯の沢温泉で身体の芯から温まって日頃の
疲れを癒してください。
ほんと暖まります。

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生きる力「命を頂く」 

かなやま湖エゾ鹿2
昨日の朝の気温は29.5℃
今朝は26.5℃凍えた朝のかなやま湖は真っ白に凍結しています。
その真っ白な雪の湖面の遠くに、アリの行軍のようにポツポツ
何か動く姿が・・・

かなやま湖エゾ鹿1

20頭ほどのエゾ鹿の群れです。

ここ数年急激に増えたエゾ鹿により交通事故や林業、農業の被害が
深刻化し、鹿侵入防止フェンスを張り巡らす地域もありますが、占冠村
では狩猟により保護管理を行う方法をとっています。
しかし昨年から狩猟圧のためか昼間はほとんど見かけなくなりましたが、
夜になるとどこからともなく道路の路肩や牧草地で草を食んでいる姿を見かけました。

群れを観察していると、冬はエゾ鹿にとっても辛い季節特に今年生まれた鹿は体力もなく、
親から少しづつ離れてしまいます。
よく見ると湖を慎重に渡っているのですが、所々で後ろを振り返り遅れている
子鹿や体力の落ちている鹿を気遣い、勇気づけているかのような行動をとっています。

一歩一歩慎重に餌になる植物を求め進んで行く姿に生きる力を感じます。

占冠村では狩猟で獲ったエゾ鹿を「ジビエ工房森の恵み」に素早く持ち込み
迅速に食肉用として解体されます。
その厳選された肉は臭みもなく、柔らかくヘルシー。

湯の沢温泉でも鹿料理を出していますが、中でも鹿丼は絶品と評判です。

命を頂く重さを感じ、自然の恵みに感謝し、命を絆ぐことの大切さを感じます。
エゾ鹿

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ツルウメモドキ 

明けましておめでとうございます!

ツルウメモドキ

ふわふわの雪をかぶっている赤い実は「ツルウメモドキ」です。
10月から11月初雪にかけて林縁で目をひく、つる性の植物で
果実が淡黄色に熟し赤い仮種子に被われた種子がなんとも可愛らしく
装飾や生花に使われます。

花言葉は「真実」「開運」「大器晩成」新年にふさわしいですね。

湯の沢温泉でもロビーに飾り付けていますのでじっくりと見てみて
ください。

ツルウメモドキNO1
森からのお裾わけを少しだけ、本来は冬鳥達の貴重な食べ物なので
採り過ぎには注意したいですね。

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